長女の拒食症克服記録♯2母の私がカウンセリングを | 『公認心理師』渡辺貴子トレーナー

長女の拒食症克服記録♯2母の私がカウンセリングを

初めてのカウンセリング

泣きながら、頑張ると言った娘を病室に残して帰宅。

過保護ママの私は、その夜は心配で眠れませんでした。

▶︎長女の拒食症克服記録♯1悲痛な叫びと母としての転換点

大丈夫だろうか。

ただでさえ恐怖でいっぱいなのに

ただでさえ孤独を感じてるのに

ただでさえ医師と上手くいっていないのに

大丈夫かな…。

 

祈る思いでした。

私は自分自身が受けるカウンセリングを申し込みました。

娘ではなく、私が受ける必要があると感じたからです。

 

理由は3つ。

・このままのやり方では上手くいかないと思った

(拒食症がわかって3ヶ月たつが状況はひどくなる一方だった)

・同じような体験を乗り越えたひとの考え方やり方をインストールしたかった

(現状の話をして、ただ様子を見ていても良くなるとは思えなかった)

・成長期。一刻も早く、娘の元気を取り戻したかった

(娘の笑顔を取り戻したかった。長引くことで、次女への影響も心配だった)

 

ブログを読んだり、ホームページを見たり、本を読んだりして、なんとなく関わり方や考え方を知識としてインプットしても、現状の娘の様子や自分自身の状態を客観的に観察してみれば、成果が出ていないことは明らかでした。

 

日増しにひどくなっていく娘の状態がそれを証明していました。

初めてのカウンセリングは、娘の入院二日目の朝でした。

入院の日に娘からガツンと食らった魂のメッセージもスイッチとなり、現状に流されることなく、私自身が腹を据えて取り組もう。

私にできることが必ずあるはず。

そのために、今日のカウンセリングを受けるんだ。

そう決意してのカウンセリングでした。

 

その時にカウンセラーさんに言われた言葉。

お嬢さんは、あなたの心の奴隷状態です。

心の操縦席をお嬢さんに返してあげてください。

 

えっ???

心の奴隷状態ってどういうこと?

心を大切に尊重して育ててきたつもりだけれど?

 

大切に大切に育ててきたのよ…。

私がどんな子育てをしてきたか聞きもしないで、どうしてそんなことが言えるの?

 

反発したくなる気持ちが湧いてきました。

しかし、同時に前夜の病室での娘の悲痛な叫び、娘の様子が蘇るのです。

 

 

みぞおちのあたりが、グッと締めつけられるような感覚になりました。

心の奴隷状態…

 

そして、なぜか私は自分自身の子供時代を思い出しました、

思春期だった兄が「俺はお母さんの奴隷じゃない!」

そう、叫び訴えていたこと。

母がその言葉に怒り狂ったこと。

母が私に涙ながらに同意と癒しを求めたこと。

「ママに向かって奴隷ってなによ…、お兄ちゃんヒドイわよねぇ…。ねぇ、タカちゃんもそう思うよね」

 

心の操縦席を本人に返す。

 

私はカウンセラーさんの言葉に一瞬反発を感じたものの、そのイメージは、それでもシックリときたのです。